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天罰が下ったワケよ

 元首相が久々に登場して、けだし名言を吐いてくれた。

 「最近の自民党を見ていると、呆れるというより笑っちゃう」というフレーズだ。まさに、そのとおりえある。この人得意の短いフレーズで、今の政治状況を見事に切り捨てたものよ。

 最近、このブログで時事ネタを扱わなくなったのは、まさに呆れるのを通り越し、笑いも通り越して、口にするのも馬鹿馬鹿しかったからなのである。

 世界中のマスゴミにバラ撒かれた「酩酊大臣」の記者会見も、ぶれまくって意思決定しない閣僚連中、突然分からんことに手を突っ込んで一度落札したものをチャラにしちゃったおぼっちゃまも、別に不思議でもなんでもない。こんなに騒ぐほどのネタなのか?とまで思うワイ。

 個々のキャラをあげつらうのはワイドショーに任せて、これを総括してみるとどういうことか。

 よーするに、政治を世襲にしてしまったことの天罰がいっぺんに噴出したということなのである。

 広く人材を集めて、切磋琢磨しながら政治家を作り上げていく仕組みがなくなってしまった。そのことこそ国民の将来にとって極めて深刻なことではないか?

 仕事上の知り合いだった某自治体の議員が、90年代の終わりに政界へ進出した。それは良いのだが、自民の公認がとれず民主から立候補して当選。このころ、同じような事情で民主から打って出た候補者が他にもいると聞いた。

 なぜ自民に空席がなかったか?

 引退する政治家が皆が皆、自分の息子や娘に地盤を譲っていたからなのである。このときから、今日あることは予想できたのかも知れないな。

 つまり、今の政治状況は、なるべくしてなったというわけよ。以上、ハイ終わり。
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