世界一早い景気回復？笑わせるな！

　先週から花の都へ入り浸っている。１６日には開放されるのだが、名古屋から東はアウェイな気分になる。東海・北陸から西へ行く事に関してはホーム感覚なのだがな・・江戸は座り心地が悪い。

　さてさて永田町の輩は何やっているのかねぇ～・・・過日の酩酊大臣から経緯を見ていたのだが、合いも変わらずの政局争い。

　ココへ来て小沢センセーの大スキャンダル。御粗末建設か何か知らんが、笑っちまうくらい芋づる式にゾロゾロ出て来る始末。

　それの火消しをしようと躍起な民主の３バカトリオ。自民党には飛び火しないと言ったかどうか知らんが、それを餌に国会で応戦。

　アソーさんは相変わらずの軸ブレの迷走状態。まぁ、この迷走は恒例になっているから何も感じいないのだがな。但しコレだけは言っておくが、政治家が信念曲げたら政治生命は終り。っということは自民も死に体ということなのだ。

　お陰様で日経は７０００切り確実。それを見た外人さんは円まで売りにかかりやがった。輸出企業にとっては良いのだが、世界でも安定した通貨である「円」が売られるとは、誰も日本に振りむいていないということなのだ。

　とはいうもの、本当に金融危機かというとそうでもない。よーするに資本主義の崩壊なのである。本当に失った金、儲けた金がナンボなのか？を見てみるとそうでもないのだ。

　２００８年度のアメリカは、９．６兆円の赤字とのことで、米国民３億の人口で割ると一人当たり３万２千円の尻拭い。これくらいだとまだまだ破綻というレベルにはならん。

　それにしても２２年の利益を１年で吐き出したわけだから、尻拭いできるレベルといっても馬鹿みたいな損失である。問題は、巨大化したマネーがどれだけあるか分からないところなのだ。

　つまり、実体の無い金（バブル）を紙切れ一枚、また電話線一本で動かしている仕組みが崩壊しただけで、この姿が世界の実体なのである。

　そーいや、世界一早くこの金融危機を脱出するのが日本！と豪語していたよな。

　見てみな、隣の中国、ロシアは既に回復基調に入っているぞ。これでインドが後ろに続けば何とか上昇気流になるが、日本はまだまだアカンだろう。

　永田町と霞ヶ関の税金ドロボーの方々だけで祭りやっていないで、ちったぁ下々の世界を覗いてみては如何？と思うのだがな。

　さ・・・派遣切りも今年度末で何とか納まる。来年度からは正社員切りが始まるぞ。これからが正念場なのである。